mcftpcmn(プロトコル共通定義)
機能
TP1/NET/OSAS-NIFに関する環境を定義します。
オプション
● -e
(オペランド)
- termactb=wait|cont 〜《wait》
-
コネクション確立処理中のオンライン終了時動作を指定します。
- wait
-
コネクション確立処理が完了するまで終了処理を待ち合わせます。
- cont
-
コネクション確立処理を中断し,終了処理を続行します。
● -r
(オペランド)
- autoonln=yes|no〜《no》
-
着呼型コネクションの自動受付開始機能を使用するかどうかを指定します。
- yes
-
着呼型コネクションの自動受付開始機能を使用します。
- no
-
着呼型コネクションの自動受付開始機能を使用しません。
yesを指定した場合,プロトコル共通定義(mcftpcmn -e)のtermactbオペランドにcontを指定する必要があります。waitを指定,または省略した場合,定義オブジェクト生成時にエラーとなります。
- errdetect=yes|no〜《no》
-
過着呼による障害検出機能を使用するかどうかを指定します。
- yes
-
過着呼による障害検出機能を使用します。
- no
-
過着呼による障害検出機能を使用しません。
yesを指定した場合,自システムのPSAPアドレス(mcftalccn -n)が同一のコネクションで,次のオプションおよびオペランドの指定値を一致させる必要があります。指定値が一致していない場合,定義オブジェクト生成時にエラーとなります。
-
メッセージ送信用バッファのグループ番号(mcftalccn -g sndbuf)
-
メッセージ受信用バッファのグループ番号(mcftalccn -g rcvbuf)
-
コネクション確立の発呼と着呼の識別(mcftalccn -t)
noを指定,または,省略した場合,すべての着呼型のコネクションの自システムのPSAPアドレスを一意にしてください。自システムのPSAPアドレスが重複している着呼型コネクションが存在する場合,相手システムからの確立要求を拒否することがあります。