MCF定義オブジェクトの生成
MCF定義オブジェクト生成ユティリティでは,MCFの定義ファイルの構文のチェックと定義オブジェクトファイルへの変換をします。ここでは,MCF定義オブジェクト生成ユティリティの起動コマンドについて説明します。
機能
MCF通信構成定義のTP1/NET/XMAP3のプロトコル固有定義ファイルの構文をチェックし,定義オブジェクトファイルを作成します。
ただし,開始から再開始の間に定義オブジェクトファイルを変更しないでください。変更した場合,再開始時に正常に動作しないことがありますのでご注意ください。
TP1/NET/XMAP3のプロトコル固有定義オブジェクトファイル以外の生成ユティリティについては,マニュアル「OpenTP1 システム定義」を参照してください。
オプション
●-i 〔パス名〕入力ファイル名 〜〈パス名〉〈1〜8文字の識別子〉
定義ソースが格納されているファイル名を指定します。
●-o 〔パス名〕出力オブジェクトファイル名 〜〈パス名〉〈1〜8文字の英数字〉
定義オブジェクトを格納するファイル名を指定します。
次に示す条件を満たした名称を指定してください。
-
先頭3文字が_muで始まる最大8文字の名称
-
通信サービス定義(mcfmcname -s)のmcfsvnameオペランドで指定するMCF通信サーバ名
●-r {no|rep} 〜《no》
定義オブジェクトファイルの出力先に読み取り権限を持つファイルがすでに存在する場合,定義オブジェクトファイルを上書きするかどうかを指定します。
- no
-
定義オブジェクトファイルを上書きしないで,KFCA10332-Eメッセージを出力します。
- rep
-
定義オブジェクトファイルを上書きします。