5.1.4　出力メッセージ編集UOCインタフェース

(a)　dcmcf_uoc_mout_nの内容

typedef struct {
  DCLONG pro_kind;                 …プロトコル種別
  char le_name[9];                 …論理端末名称
  char reserve1[7];                …予備
  dcmcf_uocbuff_list_n *buflist_adr;
                                   …送信バッファリストアドレス
  dcmcf_uocbuff_list_n *ebuflist_adr;
                                   …編集バッファリストアドレス
  DCLONG output_no;                …メッセージ出力通番
  char msg_type;                   …メッセージ種別
  char outputno_flag;              …メッセージ出力通番有効フラグ
  char resend_flag;                …再送メッセージフラグ
  char reserve2[1];                …予備
  char *pro_indv_ifa;
                                   …プロトコル個別インタフェース領域
  DCLONG rtn_detail;               …詳細リターンコード
  char reserve3[20];               …予備
} dcmcf_uoc_mout_n;

(b)　dcmcf_uocbuff_list_n（バッファリスト）の内容

「5.1.2　入力メッセージ編集UOCインタフェース」を参照してください。

(c)　dcmcf_uocbufinf_n（バッファ情報）の内容

「5.1.2　入力メッセージ編集UOCインタフェース」を参照してください。

(d)　dcmxp_mout_ifa（プロトコル個別インタフェース）の内容

typedef struct {
  char map_name[9];           …要求マップ名
  char reserve1[7];           …予備
  char print_map_name[9];     …表示中マップ名
  char reserve2[7];           …予備
  char device[8];             …デバイス
  char *inf_adr;              …MCF使用領域
  char reserve3[20];          …予備
} dcmxp_mout_ifa;

デバイスについては，「5.1.2　入力メッセージ編集UOCインタフェース」を参照してください。

(a)　dcmcf_uoc_mout_n

• pro_kind

  プロトコル種別として，次の値が設定されます。

  DCMCF_UOC_PRO_XP

  TP1/NET/XMAP3プロトコル

• le_name

  UAPで指定した送信先の論理端末の名称が設定されます。

• buflist_adr

  送信用バッファリストのアドレスが設定されます。

• ebuflist_adr

  編集用バッファリストのアドレスが設定されます。

  メッセージ編集バッファが未定義の場合（コネクション定義（mcftalccn）の-eオプションを省略した場合），ebuflist_adrにはNULLが設定されます。

• output_no

  メッセージ出力通番が設定されます。ただし，outputno_flagがDCMCF_UOC_OUTPUTNO_OKのときだけ有効です。

• msg_type

  メッセージ種別が設定されます。

  'o'

  問い合わせ応答メッセージ

  'n'

  一般一方送信メッセージ

  'p'

  優先一方送信メッセージ

• outputno_flag

  メッセージ出力通番の有効フラグとして，次のどちらかの値が設定されます。

  DCMCF_UOC_OUTPUTNO_OK

  メッセージ出力通番を有効にします。

  DCMCF_UOC_OUTPUTNO_NG

  メッセージ出力通番を無効にします。

• resend_flag

  再送フラグとして，次のどちらかの値が設定されます。

  'r'

  再送メッセージです。

  'n'

  再送メッセージではありません。

• pro_indv_ifa

  プロトコル個別インタフェース領域のアドレスが設定されます。

(b)　dcmcf_uocbuff_list_n（バッファリスト）

• buf_num

  バッファ情報の数が設定されます。

(c)　dcmcf_uocbufinf_n（バッファ情報）

• buf_adr

  バッファのアドレスが設定されます。

• buf_size

  バッファの最大長が設定されます。

• seg_size

  送信用バッファリストの場合だけ，バッファの使用長が設定されます。

(d)　dcmxp_mout_ifa（プロトコル個別インタフェース）

• map_name

  要求するマップ名称が設定されます。

• print_map_name

  現在表示中の，または前回表示・印刷したマップ名称が設定されます。

• device

  機種またはモデルが設定されます。代行中は代行先の機種またはモデルが設定されます。

• inf_adr

  MCF使用領域です。

(a)　dcmcf_uoc_mout_n

• rtn_detail

  詳細リターンコードを設定します。

  このコードは，UOCがDCMCF_UOC_MSG_NGでリターンした場合に，MCFがメッセージログファイルに出力します。

  詳細リターンコードは，-19999〜-19000の範囲で指定してください。

(b)　dcmcf_uocbuff_list_n（バッファリスト）

• used_buf_num

  使用したバッファ情報の数を設定します。

  DCMCF_UOC_MSG_OK_SNDでリターンする場合は，送信バッファリストのused_buf_numを必ず設定してください。セグメント数を変更しない場合は，送信バッファリストのbuf_numの値を設定してください。

(c)　dcmcf_uocbufinf_n（バッファ情報）

• seg_size

  バッファの使用長を設定します。

(d)　dcmxp_mout_ifa（プロトコル個別インタフェース）

• map_name

  要求するマップ名称を設定します。