1.2.1 コネクションと論理端末の関係
TP1/NET/XMAP3では,一つのコネクションが一つの表示印刷サービスに対応します。コネクションとは,TP1/NET/XMAP3と表示印刷サービスの間に確立された論理的な通信路です。
コネクションと論理端末の対応はコネクションの属性によって異なります。論理端末とは,TP1/NET/XMAP3とOpenTP1システム内のUAPとのインタフェースです。表示サービスの場合,一つのコネクションには複数の論理端末を対応づけられます。この場合,論理端末と論理端末画面は1対1で対応します。印刷サービスの場合,一つのコネクションには一つの論理端末しか対応づけられません。
これらの論理端末構成は,ユーザがMCF通信構成定義で定義します。
コネクションと論理端末の関係を,次の図に示します。
複数のコネクションが一つの表示印刷サービスに対応する構成を作成する場合,一つの表示印刷サービスに対応できるコネクション数は15までです。