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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プロトコル TP1/NET/OSI-TP編


9.1.6 関数のリターン処理障害

表9‒6 関数のリターン処理の障害と対応処理

障害の内容

TP1/NET/OSI-TPの処理

ユーザの処理

リモートプロシジャコール障害

  1. TP-ABORT-RI〈provider〉を送信します。

  2. CERREVTを起動し,理由コード1「MCF」,理由コード2「SYCER」を出力します。

  3. 同期メッセージ応答障害を通知するメッセージログ(KFCA10606-E)を出力します。

  4. コネクション障害を通知するメッセージログ(KFCA13902-E)を出力します。

  5. UAP(XXXXsync())にエラーリターンします。

発呼時

運用コマンド(mcftactcn)を入力するか,API(dc_mcf_tactcn関数またはCBLDCMCF('TACTCN△△'))を発行するかしてコネクションを確立します。

着呼時

コネクションの確立を待ちます。