10.2.3 KFCA14815-Eメッセージが出力された場合
KFCA14815-Eメッセージが出力された場合の調査手順,および対処について説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) 現象
次のメッセージが出力されて,メッセージの送信に失敗しました。
KFCA14815-E mmm メッセージの送信に失敗しました。 コネクション名=aa....aa 論理端末名称=bb....bb 障害コード=cc....cc |
(2) 現象発生時の確認事項
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現象発生日時
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現象発生時の相手システムの状態
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現象発生直前の接続先相手システムに対する変更点
(3) 取得情報
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障害要因の調査に必要な情報
「10.1.1 取得情報」を参照してください。
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自システムと相手システム間のパケットトレース
(4) 原因の調査と対処
KFCA14815-Eは,メッセージ送信完了監視時間(mcftalccn -b sndcmptim)がタイムアウトした場合に出力されます。この障害は主に相手システムのスローダウンなどによって,自システムが送信したメッセージを相手システムが受信できていないことが原因で発生します。
次に示すフローに従って原因の調査と対処をしてください。
対処 |
内容 |
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対処1 |
メッセージ送信完了監視時間がタイムアウトしたことが原因です。 次に示す調査または見直しをしてください。
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対処2 |
情報を取得してサポートセンタへ問い合わせてください。 |