1.3.1　ユーザアプリケーションプログラム（UAP）

OpenTP1 for .NET Frameworkでは，次のUAPを利用できます。

また，OpenTP1 for .NET FrameworkのUAPとOpenTP1のSPP，SUP，CUPの間でRPCを実行できます。

〈この項の構成〉

(1)　SPP.NET

SPP.NETは，TP1/Extension for .NET Framework上で動作する，マネージコードで記述されたサーバUAPです。SPP.NETは，クライアントUAPから要求されたサービスを実行します。

SPP.NETは，TP1/Extension for .NET Frameworkが提供するランタイムホストで実行されます。

SPP.NETの詳細については，「2.1.1　SPP.NETの概要」を参照してください。

SUP.NETは，TP1/Extension for .NET Framework上で動作する，マネージコードで記述されたクライアントUAPです。SUP.NETは，SPP.NETまたはSPPに対してサービスを要求します。

SUP.NETは，.NET Frameworkが提供するランタイムホストで実行されます。

SUP.NETの詳細については，「2.1.2　SUP.NETの概要」を参照してください。

CUP.NETは，TP1/Client for .NET FrameworkまたはTP1/Connector for .NET Frameworkを利用する，マネージコードで記述されたクライアントUAPです。CUP.NETは，SPP.NETまたはSPPに対してサービスを要求します。

CUP.NETは，Windowsフォームアプリケーション，ASP.NET Webアプリケーション，ASP.NET XML Webサービスなど，さまざまなアプリケーション形態が可能であり，形態に応じたランタイムホストで実行されます。