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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 TP1/Extension for .NET Framework 使用の手引


2.1.1 SPP.NETの概要

SPP.NETは,DLL形式のアセンブリとして実装します。SPP.NETは,Extension .NETが提供するSPP.NET実行コンテナによって実行されます。このコンテナはSPPと同様にユーザサーバとして実行できます。また,SPPなどのユーザサーバと同様にシングルスレッドで動作します。SPP.NETの実装クラスはこのユーザサーバのプロセス起動時にインスタンス化されます。一つのユーザサーバでは一つのインスタンスが生成されます。SPP.NETでは,Mainメソッドの実装や,RpcクラスのOpenメソッドのなどの手続きは不要です。

図2‒1 SPP.NETの実行

[図データ]

注※

ユーザサーバとして実行されます。

SPP.NETの実装方法の詳細については,「4. UAPの作成と実行」を参照してください。