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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 使用の手引 Windows(R)編


ntbstart(OpenTP1の起動)

〈このページの構成〉

形式

ntbstart 〔-n〕〔-U〕

機能

コマンド実行環境の環境変数DCDIRに対応したOpenTP1サービスを起動します。

オプション

●-n

前回の終了モードに関係なく,強制的に正常開始します。このオプションの指定を省略すると,前回の終了モードの指定内容から開始モードを選択します。

 前回の終了モードが正常終了の場合:正常開始

 前回の終了モードが正常終了以外の場合:再開始

OpenTP1サービスの正常開始の場合,このオプションの指定は無視されます。

●-U

開始モードが再開始の場合に,ユーザサーバの起動を抑止します。

障害が発生し,OpenTP1の状態を回復するためにOpenTP1をオンラインにして作業する場合など,ユーザサーバを起動する必要がないときに使用してください。

出力メッセージ

メッセージID

内容

出力先

KFCA26560-I

OpenTP1は開始中です

標準出力

KFCA26561-I

OpenTP1が開始しました

標準出力

KFCA26562-E

OpenTP1の開始中に障害が発生しました

標準エラー出力

KFCA26563-E

オプションの指定に誤りがあります

標準エラー出力

KFCA26565-E

コマンド引数の指定に誤りがあります

標準エラー出力

KFCA26567-E

メモリの確保に失敗しました

標準エラー出力

KFCA26569-E

OpenTP1サービスが登録されていません

標準エラー出力

KFCA26570-E

OpenTP1サービスを起動する権限がありません

標準エラー出力

KFCA26571-E

サービス制御マネージャへの接続に失敗しました

標準エラー出力

KFCA26572-E

OpenTP1サービスの状態取得に失敗しました

標準エラー出力

KFCA26573-E

OpenTP1サービスが停止中ではありません

標準エラー出力

KFCA26574-E

OpenTP1サービスが無効化されています

標準エラー出力

KFCA26575-E

レジストリへのアクセスに失敗しました

標準エラー出力

KFCA26578-I

ヘルプメッセージ

標準エラー出力

注意事項

このコマンドに-Uオプションを指定して実行する場合は,次に示す項目に注意してください。