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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 使用の手引 Windows(R)編


6.6.2 アプリケーション例外発生時の対策

OpenTP1のオンライン中にOpenTP1配下のプロセスからアプリケーション例外が発生した場合には,Windowsのデバッグハンドラがコールされ,レジストリに設定されたデバッグプログラムが起動されます。起動されるデバッグプログラムがVisual C++などの対話形式プログラムの場合,例外が発生したプログラムが終了されないため,OpenTP1システムが再開始(リラン)できないおそれがあります。システムの本番環境など,システムの回復処理が必須である環境では,Windowsエラー報告(WER)を使用して,クラッシュダンプを取得する設定をしてください。