付録F.2 ステータスファイル容量の見積もり式
- 〈この項の構成〉
(1) ステータスファイルのレコード数
TP1/LiNKシステムでのシステムサーバが,システム開始から終了までに必要なステータスファイルのレコード数は,次に示す式に従って自動的にシステムの開始時に確保されます。計算式の単位は,レコード数です。
(各サービスに必要なレコード数※1の総和+ステータスファイルの管理に必要なレコード数※2の総和)×1.2※3
- 注※1
↑(表F-3に示す「1キー当たりのステータスファイル使用容量」 ÷(32768−40))↑×(表F-3に示す「キー数」) ↑↑は,小数点以下を切り上げます。
- 注※2
↑(各サービスに必要なレコード数+8776 +↑(8192÷(32768−40))↑×16)÷(32768−40)↑ ↑↑は,小数点以下を切り上げます。
- 注※3
-
安全値です。
項番 |
項目 |
1キー当たりのステータスファイル使用量(単位:バイト) |
キー数 |
---|---|---|---|
1 |
システムマネジャ |
A×128+2432 |
1 |
2 |
スケジュールサービス |
B×144+128 |
1 |
3 |
トランザクションジャーナルサービス |
(32+448+128×(RM名+RM拡張子の数)+4096)×10 |
C |
4 |
トランザクションサービス |
256+1220×(RM名+RM拡張子の数) |
1 |
5 |
XAリソースサービス |
64 |
1 |
- (凡例)
-
A:SUP数(システム環境設定)+SPP数(システム環境設定)+54
B:SPP数(システム環境設定)
C:↑トランザクションブランチ数(システム環境設定)÷10↑
↑↑は,小数点以下を切り上げます。
(2) ステータスファイルの容量
ステータスファイルの容量は次に示す算出式で求めます。
ステータスファイルの容量(単位:バイト)=(必要なレコード数)×32768×2
TP1/Messagingのステータスファイルの容量は,マニュアル「TP1/Messaging 使用の手引」を基に算出して加算してください。