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OpenTP1 Version 7 分散アプリケーションサーバ TP1/LiNK 使用の手引


付録F.2 ステータスファイル容量の見積もり式

〈この項の構成〉

(1) ステータスファイルのレコード数

TP1/LiNKシステムでのシステムサーバが,システム開始から終了までに必要なステータスファイルのレコード数は,次に示す式に従って自動的にシステムの開始時に確保されます。計算式の単位は,レコード数です。

(各サービスに必要なレコード数※1の総和+ステータスファイルの管理に必要なレコード数※2の総和)×1.2※3
注※1
↑(表F-3に示す「1キー当たりのステータスファイル使用容量」
÷(32768−40))↑×(表F-3に示す「キー数」)
↑↑は,小数点以下を切り上げます。
注※2
↑(各サービスに必要なレコード数+8776
+↑(8192÷(32768−40))↑×16)÷(32768−40)↑
↑↑は,小数点以下を切り上げます。
注※3

安全値です。

表F‒3 各サービスの1キー当たりのステータスファイル使用量とキー数

項番

項目

1キー当たりのステータスファイル使用量(単位:バイト)

キー数

1

システムマネジャ

A×128+2432

1

2

スケジュールサービス

B×144+128

1

3

トランザクションジャーナルサービス

(32+448+128×(RM名+RM拡張子の数)+4096)×10

C

4

トランザクションサービス

256+1220×(RM名+RM拡張子の数)

1

5

XAリソースサービス

64

1

(凡例)

A:SUP数(システム環境設定)+SPP数(システム環境設定)+54

B:SPP数(システム環境設定)

C:↑トランザクションブランチ数(システム環境設定)÷10↑

 ↑↑は,小数点以下を切り上げます。

(2) ステータスファイルの容量

ステータスファイルの容量は次に示す算出式で求めます。

ステータスファイルの容量(単位:バイト)=(必要なレコード数)×32768×2

TP1/Messagingのステータスファイルの容量は,マニュアル「TP1/Messaging 使用の手引」を基に算出して加算してください。