uatdump(UAPトレースの編集出力)
形式
uatdump 〔退避コアファイル名〕
機能
指定した退避コアファイルを編集して,標準出力に出力します。
コマンド引数
-
退避コアファイル名 〜〈パス名〉
退避コアファイル名とは,異常終了したUAPプロセスのUAPトレースファイルです。退避コアファイルをパス名で指定します。
TP1/LiNKでは,UAPトレースファイルは「ユーザサーバ名.プロセスID」で作成されます。
UAPがダウンした場合,UAPトレースファイルは%DCDIR%\spool\save\trcフォルダの下にコピーされます。また,次回開始時には,正常に終了したユーザサーバのUAPトレースファイルも,%DCDIR%\spool\save\trcフォルダの下にコピーされます。
なお,生成から24時間経過しているUAPトレースファイルは,TP1/LiNK開始時に削除されます。
出力形式
「6.4.2(2) UAPトレースの出力形式」を参照してください。
出力メッセージ
メッセージID |
内容 |
出力先 |
---|---|---|
KFCA03100-E |
メモリ不足が発生しました |
標準エラー出力 |
KFCA03101-E |
オプションフラグが不正です |
標準エラー出力 |
KFCA03102-E |
指定したファイルはありません |
標準エラー出力 |
KFCA03103-E |
指定したファイルにトレースデータがありません |
標準エラー出力 |
KFCA03104-W |
トレースデータに不正な種別コードがあります |
標準エラー出力 |
KFCA03105-I |
ヘルプメッセージ |
標準出力 |
注意事項
-
コマンド引数の指定を省略した場合,退避コアファイル名にcoreが仮定され,標準出力に出力します。
-
ヘルプメッセージ(KFCA03105-I)の-f オプションは使用できません。