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OpenTP1 Version 7 分散アプリケーションサーバ TP1/LiNK 使用の手引


6.3 アプリケーション管理(SUP)

TP1/LiNKのユーザサーバ(SUP)またはRAPサービスを操作する方法について説明します。

SUPまたはRAPサービスを操作するときは,[スタート]−[プログラム]−[TP1_LiNK]−[アプリケーション管理SUP]メニューを選択します。

[アプリケーション管理SUP]メニューを選択すると,[TP1/LiNKアプリケーション管理SUP]ウィンドウが表示されます。

図6‒4 [TP1/LiNKアプリケーション管理SUP]ウィンドウ

[図データ]

以降の操作説明では,操作する対象をSUPに統一して表記します。RAPサービスを操作するときは,SUPをRAPサービスに読み替えてください。

メニューバーのコマンド

[TP1/LiNKアプリケーション管理SUP]ウィンドウのメニューについて説明します。

[ファイル(F)]メニュー

[ファイル(F)]メニューには,次に示すコマンドがあります。

[終了(X)]:[TP1/LiNKアプリケーション管理SUP]ウィンドウを終了します。

[ヘルプ(H)]メニュー

バージョン情報を示すヘルプを開きます。[ヘルプ(H)]メニューについては,「6.5 ヘルプの使い方」を参照してください。

ボタンの使い方

次に示すボタンは,リストボックスにあるSUPのユーザサーバ名の行を選択してからクリックしてください。ユーザサーバ名を選択しないでボタンをクリックしても無視されます。

  • [起動(S)]ボタン

  • [停止(T)]ボタン

  • [強制停止(O)]ボタン

[起動(S)]ボタン

指定したユーザサーバを開始します。指定したユーザサーバが開始したあと,リストボックスにあるユーザサーバの行に最新の状態が表示されます。

また,リストボックスにあるユーザサーバ名をダブルクリックして開始することもできます。

[停止(T)]ボタン

指定したユーザサーバを正常終了します。指定したユーザサーバが終了したあと,リストボックスにあるユーザサーバの行に最新の状態が表示されます。

[強制停止(O)]ボタン

指定したユーザサーバを強制停止します。指定したユーザサーバが強制停止したあと,リストボックスにあるユーザサーバの行に最新の状態が表示されます。

[最新情報に更新(L)]ボタン

リストボックスの情報を最新の状態にします。

[プログラムのサーチパス(P)...]ボタン

ユーザサーバのサーチパスを追加または削除する[TP1/LiNKサーチパス]ダイアログボックスを開きます。

TP1/LiNKが稼働しているときでも,サーチパスを変更できます。変更後のサーチパスは,いったんSUPを終了させてから再び起動すると有効になります。[TP1/LiNKサーチパス]ダイアログボックスの使い方については,「3.3.3 サーチパスの設定」を参照してください。

[サーバ定義(E)...]ボタン

SUPの実行環境を設定する[アプリケーション環境SUP]ダイアログボックスを開きます。TP1/LiNKが稼働しているときでも,SUPの環境設定を変更できます。変更後の設定内容は,いったんSUPを終了させてから再び起動すると有効になります。[アプリケーション環境SUP]ダイアログボックスの使い方については,「3.3.1 SUPの実行環境の設定」を参照してください。

RAPサービス名を選択してこのボタンをクリックすると,エラーになります。

[終了(C)]ボタン

[TP1/LiNKアプリケーション管理SUP]ウィンドウを終了します。