4.3.4 ノードリストファイルの設定
ノード自動追加機能でノードリストファイルを使用しているとき,オンライン中にノードリストの情報を一定間隔でノードリストファイルに記録しています。クラスタ構成でTP1/LiNKを運用する場合は,ノードリスト情報をコンピュータ間で共有するため,ノードリストファイルを共有ディスク上に作成する必要があります。
TP1/LiNKがローカルディスクドライブCのフォルダ「C:\OpenTP1」にインストールされていて,共有ディスクドライブがドライブFに設定されている場合は,現用系および待機系のノードリストファイルを次のように設定します。
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現用系の[システム環境設定]ウィンドウ−[ノード自動追加機能設定]ダイアログボックスを開きます。
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「ノードリストファイルを作成するフォルダ名」にノードリストファイルを格納するフォルダを設定します(例:F:\OpenTP1)。
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MSCSを使って共有ディスクドライブのドライブFを待機系に移動させます。
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待機系に対して,同様に1.,2.の操作を実行します。
ノードリストファイルを作成するフォルダ名を設定する場合は,そのマシン上で共有ドライブが認識されている必要があります。