Hitachi

OpenTP1 Version 7 分散アプリケーションサーバ TP1/LiNK 使用の手引


4.1.2 HiRDB連携時の環境設定

〈この項の構成〉

(1) HiRDBの登録

HiRDBをリソースマネジャとして登録する方法は,Microsoft SQL Serverの場合と同じです。「4.1.1(1) Microsoft SQL Serverの登録」を参照してください。また,HiRDBを登録するときの入力に必要となる「関連オブジェクト名称」などについては,HiRDBのXAインタフェースに関して記載されたマニュアルを参照してください。

[リソースマネジャのXA関連オブジェクト]ダイアログボックスでの指定例を次に示します。

C:\win32app\hitachi\hirdb_s\CLIENT\LIB\pdcltx32.lib

(2) HiRDB連携時の環境変数の設定

HiRDBにアクセスするためには,HiRDBが定めた環境変数に値を設定する必要があります。環境変数の設定は,次のダイアログボックスを使用します。

また,設定が必要な環境変数名や設定値などについては,HiRDBのインストール時に設定した値や,環境設定に関して記載されたマニュアルを参照してください。

各ダイアログボックスでの指定例を次に示します。

表4‒1 [オプション]ダイアログボックスでの指定例(HiRDBの場合)

項番

[トランザクションサービスの環境変数]欄

[変数(V)]

[トランザクションサービスの環境変数]欄

[値(A)]

1

PDHOST

P2C3G50

2

PDNAMEPORT

22200

3

PDTMID

smpl

4

PDSWAITTIME

6000

表4‒2 [SPP環境設定]ダイアログボックスまたは[SUP環境設定]ダイアログボックスでの指定例(HiRDBの場合)

項番

[ユーザサーバの環境変数]欄

[変数(Y)]

[ユーザサーバの環境変数]欄

[値(Z)]

1

PDHOST

P2C3G50

2

PDNAMEPORT

22200

3

PDTMID

smpl

4

PDSWAITTIME

6000

5

PDUSER

'"root"/"root"'

6

PDXAMODE

1

注※

[SUP環境設定]ダイアログボックスの場合は[変数(B)]になります。

(3) HiRDB連携時のUAPのコンパイルとリンケージ

UAPのコンパイルとリンケージは,Microsoft SQL Serverの場合と同じです。詳細は,「4.1.1(3) Microsoft SQL Server連携時のUAPのコンパイルとリンケージ」を参照してください。