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OpenTP1 Version 7 分散アプリケーションサーバ TP1/LiNK 使用の手引


1.2.8 監査ログによるシステムの監視ができます

監査ログとは,システム構築者,運用者,および使用者がTP1/LiNKのプログラムに対して実行した操作,およびその操作に伴うプログラムの動作の履歴が出力されるファイルです。監査者が監査ログを調査することで,「いつ」,「だれが」,「何をしたか」を知ることができます。そのため,システムの使用状況,不正アクセスなどを監査する資料として使用できます。

監査ログには,コマンドなどによる操作を実行したユーザに関する情報,その操作に伴う処理が成功したか失敗したかなどの監査事象に関する情報,操作や処理の対象に関する情報などが出力されます。これらの情報は,システムの監視に役立ちます。

なお,JP1/NETM/Auditと連携すると,監査ログを自動で収集したり,一括管理をしたりすることができるようになります。

監査ログ機能の詳細については,マニュアル「OpenTP1 解説」を参照してください。