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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 テスタ・UAPトレース使用の手引


11.2.3 XATMI受信データファイル

tprecv関数で,UAPが受け取るメッセージを格納します。一つのファイルには複数のデータを作成でき,順番にtprecv関数へ渡します。

〈この項の構成〉

(1) ファイルの構造

[図データ]

(2) ファイルの内容

項目

位置

長さ(バイト)

内容

共用領域

0

36

XATMI送信データファイルとの共用領域です。

空白,またはヌル文字を指定します。

タイプ

36

8

バッファタイプとして,次の文字列のどれかを指定します。

  • X_OCTET

  • X_COMMON

  • X_C_TYPE

サブタイプ

44

16

サブタイプを16文字以下の文字列で指定します。

ただし,タイプに'X_OCTET'を指定した場合は,サブタイプはヌル文字とします。

イベントフラグ

60

4

tprecv関数に渡す次の文字列のどれかを,16進数で指定します。

0x00000000L:0

0x00000001L:TPEV_DISCONIMM

0x00000002L:TPEV_SVCERR

0x00000004L:TPEV_SVCFAIL

0x00000008L:TPEV_SVCSUCC

0x00000020L:TPEV_SENDONLY

データ長

64

4

tprecv関数に渡すデータの長さを指定します(0〜524288)。データがない場合は0を指定します。

0を指定すると,タイプ,サブタイプの指定は無視されます。

データ

68

n

tprecv関数に渡すデータを指定します。

(3) 注意事項