10.8 テスタファイルの作成
オフラインテスタで各種のシミュレート機能を使用するためには,機能ごとに専用のデータファイルを作成する必要があります。これをテスタファイルといいます。
テスタファイルはそれぞれ専用のデータ形式で記述されていますが,オフラインテスタでは,ユーザがコマンドで簡単にテスタファイルを作成できます。これを,テスタファイル作成機能といいます。
テスタファイル作成機能で作成できるテスタファイルの一覧を,次の表に示します。
テスタファイル名 |
テスタファイルを使用する機能 |
|
---|---|---|
サービス要求データファイル |
RPC要求データファイル |
クライアントUAPシミュレート機能 |
XATMI要求データファイル |
クライアントUAPシミュレート機能 |
|
TxRPC要求データファイル |
クライアントUAPシミュレート機能 |
|
サービス応答データファイル |
RPC応答データファイル |
サーバUAPシミュレート機能 |
XATMI応答データファイル |
サーバUAPシミュレート機能 |
|
TxRPC応答データファイル |
サーバUAPシミュレート機能 |
|
XATMI受信データファイル |
クライアントUAPシミュレート機能 |
|
MCF受信メッセージファイル |
MCFシミュレート機能 |
|
運用コマンド結果データファイル |
運用コマンドシミュレート機能 |
テスタファイル作成機能では,ユーザがあらかじめ作成したテストデータ定義ファイルのデータを使用して,テスタファイルを作成します。テストデータ定義ファイルのデータは,テキストエディタで作成できます。また,テストデータ定義ファイルには,複数のテスタファイルのデータをまとめて設定できます。
なお,テスタファイルは,各ファイルの形式に従ってバイナリエディタでも作成できます。