10.2 クライアントUAPのシミュレート
オフラインテスタでは,クライアントUAPの代わりとなってサーバUAPにサービスを要求できます。そのため,ユーザはクライアントUAPがなくてもサーバUAPをテストできます。これを,クライアントUAPシミュレート機能といいます。
クライアントUAPのシミュレートは,オフラインテスタのコマンドで実行します。ユーザは,サーバUAPに渡す処理データを,あらかじめサービス要求データファイルに作成しておきます。
サービス要求データファイルには,シミュレートするUAPのインタフェース別に,次の3種類があります。
-
RPC要求データファイル(RPCインタフェースのUAPシミュレート時)
-
XATMI要求データファイル(XATMIインタフェースのUAPシミュレート時)
-
TxRPC要求データファイル(TxRPCインタフェースのUAPシミュレート時)
クライアントUAPシミュレート機能の概要を,次の図に示します。