6.1.2 オンラインテスタの障害
オンラインテスタに障害が発生した場合の対処方法を説明します。
- 〈この項の構成〉
(1) オンラインテスタのコマンドが正常終了しない場合
次の処置をしたあと,再度コマンドを実行してください。
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システムサービス構成定義で,オンラインテスタの使用が定義されていない場合,OpenTP1をいったん停止させ,オンラインテスタの使用を定義(uto_confオペランドにYを指定)したあと,再度OpenTP1を起動してください。
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コマンドのオプションまたはコマンド引数の指定が誤っている場合,正しいオプションまたはコマンド引数を指定してください。
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コマンドの実行に必要なファイルがない,またはアクセス権限がないために使用できない場合,ファイルを作成するかアクセス権限を変更してください。
(2) UAPトレース情報が取得できない場合
(a) トレース情報がまったく取得できない場合
テスタサービス定義で,最大トレースファイル容量(max_trace_file_sizeオペランド)に0を指定している場合,OpenTP1をいったん停止させ,1以上の値を指定したあと,再度OpenTP1を起動してください。
(b) 特定のUAPでトレース情報が取得できない場合
次の処置をしてください。
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ユーザサービス定義でテスト対象に指定していない場合,UAPをいったん停止させ,テスト対象に指定(test_modeオペランドにtargetを指定)したあと,再度UAPを起動してください。
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ユーザサービス定義でUAPトレース格納最大数(uap_trace_maxオペランド)に0を指定している場合,UAPをいったん停止させ,1以上の値を指定したあと,再度UAPを起動してください。
(c) 途中からのトレース情報が取得できない場合
次の処置をしてください。
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トレースファイルが満杯になっている場合,満杯になったトレースファイルを別のファイルに退避したあと,削除してください。
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UAP実行中にオンラインが即時停止した場合,オンライン再開始後,再度UAPを実行させてください。
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UAPが異常を検知したときに,退避コアファイルを取得しないで即時停止した場合,退避コアファイルを取得するようにプログラムを変更したあと,再度UAPを実行させてください。
(3) 送信メッセージが取得できない場合
(a) 送信メッセージがまったく取得できない場合
テスタサービス定義で最大MCF送信メッセージファイル容量(max_message_file_sizeオペランド)に0を指定している場合,OpenTP1をいったん停止させ,1以上の値を指定したあと,再度OpenTP1を起動してください。
(b) 特定のUAPで送信メッセージが取得できない場合
ユーザサービス定義でテスト対象に指定していない場合,UAPをいったん停止させ,テスト対象に指定(test_modeオペランドにtargetを指定)したあと,再度UAPを起動してください。
(c) 途中からの送信メッセージが取得できない場合
MCF送信メッセージファイルが満杯になっている場合,満杯になったMCF送信メッセージファイルを別のファイルに退避したあと,削除してください。
(4) 会話型サービス要求での送信データが取得できない場合
(a) 送信データがまったく取得できない場合
ユーザサービス定義で送信データの出力(test_xatmi_send_fileオペランド)にNを指定している場合,UAPをいったん停止させ,Yを指定したあと,再度UAPを起動してください。