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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 テスタ・UAPトレース使用の手引


4.5.3 UAPトレース情報のマージ・編集出力

UAPトレース情報のマージは,utotrcmrgコマンドで実行します。

utotrcmrgコマンドを入力すると,指定した複数のトレースファイル内のデータが,グループごとにサービス実行順に並べられ,指定したファイル(トレースマージファイル)に出力されます。出力先に指定したファイルがすでにある場合は,内容を削除したあとに書き込まれます。

トレースマージファイルは,ファイル種別が異なる以外はトレースファイルと同じファイル形式なので,トレースマージファイルもマージできます。また,トレース情報取得中のトレースファイルもマージできます。

UAPトレース情報の編集出力は,utotrcoutコマンドで実行します。

utotrcoutコマンドを入力すると,指定されたトレースファイル,またはトレースマージファイルの内容を編集して,標準出力に出力します。

utotrcoutコマンドでは,次のような形式でトレース情報を出力できます。

出力形式については,「5.1 テストで使用する運用コマンド」を参照してください。