2.6.2 コマンドの実行をファイルで代替する場合
運用コマンドを実行しないで,実行結果をファイルで代替します。
ユーザサービス定義で運用コマンド実行のファイル代替を指定すると,コマンドの実行結果を,運用コマンド結果データファイルの内容で代替します。
UAPでdc_adm_call_command関数が実行されると,オンラインテスタはコマンドの実行結果データをファイルから読み込み,UAPに返します。
運用コマンド結果データファイルはサービスごとに作成し,ユーザがあらかじめコマンドの実行結果データを設定しておきます。一つのサービスで複数回dc_adm_call_command関数を発行する場合は,発行する回数分のデータを作成します。SPPのメイン関数やSUPで発行する場合も同様です。
運用コマンドの実行結果をファイルで代替する場合の概要を,次の図に示します。