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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 テスタ・UAPトレース使用の手引


2.6.2 コマンドの実行をファイルで代替する場合

運用コマンドを実行しないで,実行結果をファイルで代替します。

ユーザサービス定義で運用コマンド実行のファイル代替を指定すると,コマンドの実行結果を,運用コマンド結果データファイルの内容で代替します。

UAPでdc_adm_call_command関数が実行されると,オンラインテスタはコマンドの実行結果データをファイルから読み込み,UAPに返します。

運用コマンド結果データファイルはサービスごとに作成し,ユーザがあらかじめコマンドの実行結果データを設定しておきます。一つのサービスで複数回dc_adm_call_command関数を発行する場合は,発行する回数分のデータを作成します。SPPのメイン関数やSUPで発行する場合も同様です。

運用コマンドの実行結果をファイルで代替する場合の概要を,次の図に示します。

図2‒10 運用コマンド実行結果のファイル代替

[図データ]