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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 テスタ・UAPトレース使用の手引


2.4.5 同期点処理のシミュレート

テストするMHPからコミット要求またはロールバック要求の関数が発行された場合,オンラインテスタでは実際に関数を実行します。ただし,コミット要求に関しては,ユーザサービス定義の指定でコミットするかロールバックするかを決定します。

また,ロールバック要求中にプロセス終了や再スケジューリングの指示があっても,関数は必ずリターンされます。

オンラインテスタでは,プロセスの終了や再スケジューリングができません。該当する処理は,テストするMHP内に作り込んでください。

なお,DML形式のCOMMIT文を発行する場合,コミット要求でエラーが発生しても,UAPでエラーを検出できません。