1.2.2 オフラインテスタ(TP1/Offline Tester)
オフラインテスタで使用できる機能を次に示します。各機能の説明や使用方法については,「第4編 オフラインテスタ」を参照してください。
-
クライアントUAP,サーバUAPのシミュレート
-
TP1/Message Controlのシミュレート
-
ファイルサービスのシミュレート
-
UAPから発行する運用コマンドのシミュレート
-
テスタファイル(テスト用データファイル)の作成
-
コマンドの連続実行
-
デバッガの連動
-
オフラインテスタトレース情報の取得
オフラインテスタを使用すると,オフライン環境下でSPP,およびMHPをテストし,動作を確認できます。
テスト中に使用する関数によって,次のプログラムの提供するヘッダファイルを使用してUAPをコンパイルします。
-
TP1/Server Base
TP1/Server Baseの提供する関数を使用する場合
-
TP1/Message Control
メッセージ送受信関数を使用する場合
-
TP1/FS/Direct Access
DAMサービス関数を使用する場合
-
TP1/FS/Table Access
TAMサービス関数を使用する場合
-
TPI/Shared Table Access
ISTサービス関数を使用する場合
また,オフラインテスタで使用するUAPを作成するために,TP1/Server Baseのstbmakeコマンドが必要です。UAP作成時には,TP1/Server Baseのstbmakeコマンドのファイルをコピーして使用してください。
オフラインテスタの概要を次の図に示します。