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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プログラム作成リファレンス COBOL言語編


付録A.2 併用するアプリケーションプログラムのスタブの作成手順

CBLDCRPC('CALL ')で呼ばれて,XATMIインタフェースのAPI(TPCALLなど)を呼び出すUAPのスタブを作成する方法について説明します。

  1. インタフェース定義ファイルを作成します

    作成するファイルには,RPCインタフェース定義とXATMIインタフェース定義のクライアント用の定義を指定します。ファイル名は ".def" で終わらせてください。

  2. stbmakeコマンドまたはtpstbmkコマンドを実行します

    スタブを生成するコマンド(stbmakeコマンドまたはtpstbmkコマンド)に,必要なコマンド引数を指定して実行します。コマンドを実行すると,次に示すファイルが作成されます(xxxxxは,インタフェース定義ファイルのファイル名から ".def" を除いた文字列を示します)。

    • OpenTP1のRPC用スタブソースファイル

      (デフォルトのファイル名:xxxxx_sstb.c)

    • XATMIスタブソースファイル(デフォルトのファイル名:xxxxx_stbx.c)

    • XATMIスタブヘッダファイル(デフォルトのファイル名:xxxxx_stbx.h)

    • XATMIスタブコピーファイル(サブタイプ名に ".cbl" が付いた名称)

    RPCインタフェース定義とXATMIインタフェース定義が混在している場合には,XATMIスタブソースファイル,XATMIスタブヘッダファイルおよびXATMIスタブコピーファイルが作成されます。

  3. スタブソースファイルをコンパイルして,UAPにリンケージさせます

    2.で作成したソースファイルをCコンパイラでコンパイルして,UAPにリンケージさせます。