CBLDCXAT('CONNECT ')
- 〈このページの構成〉
形式
PROCEDURE DIVISION の指定
CALL 'CBLDCXAT' USING 一意名1
DATA DIVISION の指定
01 一意名1. 02 データ名A PIC X(8) VALUE 'CONNECT '. 02 データ名B PIC X(5). 02 FILLER PIC X(3). 02 データ名Z PIC S9(9) COMP VALUE ZERO. 02 データ名C PIC X(9). 02 FILLER PIC X(3). 02 データ名D PIC X(9).
機能
データ名Cに設定したXATMI通信サービスに,データ名Dに設定したアソシエーションの確立を要求します。
CBLDCXAT('CONNECT ')は,相手システムにアソシエーションの確立要求を送信してからリターンします。アソシエーション確立の通知は,CBLDCXAT('CONNECT ')では受け取れません。
CBLDCXAT('CONNECT ')は,TP1/NET/OSI-TP-Extendedを使ったOSI TP通信をするときにだけ使えます。
CBLDCXAT('CONNECT ')は,トランザクションの処理の範囲からでも範囲外からでも呼び出せます。
UAPで値を設定するデータ領域
●データ名A
アソシエーションの確立を示す要求コードを「VALUE 'CONNECT△'」と設定します。
●データ名C
アソシエーションの確立を要求する先のXATMI通信サービス名を設定します。XATMI通信サービス名として,XATMI通信サービス定義ファイル名(_xatc)を設定します。文字列の最後には空白を設定してください。
●データ名D
確立するアソシエーション名を設定します。アソシエーション名として,TP1/NET/OSI-TP-Extendedの定義のプロトコル固有定義 nettalccnオペランドの-cオプションに指定したコネクション名を設定します。文字列の最後には空白を設定してください。
●データ名Z
0を設定します。
OpenTP1から値が返されるデータ領域
●データ名B
ステータスコードが,5けたの数字で返されます。
ステータスコード
ステータスコード |
意味 |
---|---|
00000 |
正常に終了しました。 |
04570 |
データ名に設定した値が間違っています。 |
04571 |
メモリが不足しました。 |
04572 |
CBLDCRPC('OPEN ')を呼び出していません。 |
04575 |
XATMI通信サービスのアドレス情報を取得できません。 |
04576 |
XATMI通信サービスは終了処理中です。 |
04577 |
XATMI通信サービスへの送信時に,サービス要求が失敗しました。 |
04578 |
XATMI通信サービスからの受信時に,サービス要求が失敗しました。コネクション確立要求がXATMI通信サービスで実行している可能性があります。 |
04580 |
設定したアソシエーション名を定義していません。 |
04581 |
アソシエーションはすでに確立しています。 |
04582 |
アソシエーションは確立処理中です。 |
04583 |
アソシエーションは解放処理中です。 |
04584 |
アソシエーションは着呼モードのため,確立できません。 |