CBLDCRAP('DISCNCT ')
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形式
PROCEDURE DIVISIONの指定
CALL 'CBLDCRAP' USING 一意名1
DATA DIVISIONの指定
01 一意名1. 02 データ名A PIC X(8) VALUE 'DISCNCT '. 02 データ名B PIC X(5). 02 FILLER PIC X(3). 02 データ名C PIC S9(9) COMP VALUE ZERO. 02 データ名D PIC S9(9) COMP.
機能
rapリスナーとrapクライアントとの間に確立されているコネクションを解放します。
UAPで値を設定するデータ領域
●データ名A
rapリスナーとのコネクションの解放要求を示す要求コードを「VALUE 'DISCNCT△'」と設定します。
●データ名C
0を設定します。
●データ名D
CBLDCRAP('CONNECT ')で受け取ったサービスIDを設定します。
OpenTP1から値が返されるデータ領域
●データ名B
ステータスコードが,5けたの数字で返されます。
ステータスコード
ステータスコード |
意味 |
---|---|
00000 |
正常終了しました。rapリスナーとのコネクションが解放されました。 |
05501 |
データ領域に設定した値に誤りがあります。または,データ領域が設定されていません。次の値を見直してください。
|
05502 |
プロトコル不正です。要因としては次のことが考えられます。
|
05503 |
メモリ不足が発生しました。 |
05505 |
rapリスナーとの通信でネットワーク障害が発生しました。 |
05506 |
rapリスナーとの通信でタイムアウトが発生しました。 |
05521 |
rapリスナーは停止中です。 |
05522 |
続行できない障害が発生しました。障害の要因として以下のことが考えられます。
|
05523 |
システムコールで予期しないエラーが発生しました。 |
注意事項
「05501」および「05502」以外のステータスコードで,CBLDCRAP('DISCNCT ')関数がエラーリターンした場合は,rapリスナーとのコネクションは解放されています。
UAPトレースに取得されるエラー要因コードは次のとおりです。
0:エラーなし。
1:一意名1が設定されていません。
2:要求コード(データ名A)が間違っています。