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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プログラム作成リファレンス COBOL言語編


1.3.3 XATMIインタフェース用スタブのソースファイルの作成

作成したXATMIインタフェース定義ファイルから,XATMI用のスタブを作成します。

スタブを作成するときは,XATMIインタフェース定義を格納したファイル(XATMIインタフェース定義ファイル)を作成して,スタブを生成するコマンドを実行します。スタブを生成するコマンドを,次に示します。

クライアントUAPとサーバUAPのそれぞれに,次に示す方法でスタブを作成してください。

〈この項の構成〉

(1) stbmakeコマンドまたはtpstbmkコマンドで作成されるファイル

コマンドを実行すると,次の三つのファイルが作成されます(XXXXXは,XATMIインタフェース定義ファイルのサフィックス ".def" を除いた名称です)。

ファイル名の長さは,最大255文字です。ただし,OSの制限で255文字まで指定できないことがあります。

ファイルを作成するディレクトリ,およびファイル名は,コマンドのオプションで変更できます。

(a) XATMIスタブソースファイル

XATMI用スタブソースファイルは,C言語のコンパイラで翻訳して,UAPのオブジェクトファイルに結合させます。

(b) XATMIスタブヘッダファイル

作成されたXATMIスタブヘッダファイルは,UAPのソースファイルおよびXATMIスタブソースファイルにインクルードされます。

(c) XATMIスタブコピーファイル

作成されたXATMIスタブコピーファイルは,COBOL言語で作成したUAPからCOPY文で呼び出されます。XATMI用スタブコピーファイルによって,型付きレコードが使えるようになります。