オペレーション宣言
- 〈このページの構成〉
形式
〔[operation_attribute,…]〕 type_specifier operation_identifier(parameter_declaration,…); 〔[operation_attribute,…]〕 type_specifier operation_identifier(〔 void 〕);
意味
実際の処理をする関数を定義します。
指定する項目
●operation_attribute
オペレーション属性を指定します。指定できる属性を次に示します。
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transaction_mandatory
必ずトランザクション拡張します。
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transaction_optional
トランザクションの処理であれば,トランザクション拡張します。
●type_specifier
データ型を指定します。オペレーションが返すデータ型があれば,そのデータ型を指定します。この型はスカラ型か,前に定義されている型を指定します。結果を返さない場合は,voidを必ず指定します。指定できる型は整数型です。
●operation_identifier
オペレーション名を指定します。文字の長さは最大30文字指定できます。
●parameter_declaration
パラメタ宣言を指定します。オペレーションのパラメタを宣言します。
説明
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transaction_mandatory属性とtransaction_optional属性を同時に指定できません。
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オペレーションのリターン値をポインタにする場合は,必ず完全ポインタにしてください。
OpenTP1のIDL−only TxRPCの制限事項
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context_handle属性は使えません。
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ptr属性は使えません。
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string属性は使えません。
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transaction_mandatory属性とtransaction_optional属性は,通信するプロセスが両方ともndceプロセスの場合だけ有効です。
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該当バージョンでは,type_specifierにはerror_status_tだけしか使えません。システムまたはスタブでエラーが起こった場合は,そのエラーコードが返されます。正常終了した場合にだけ,オペレーション関数のリターン値が返されます。また,error_status_tにポインタや配列は指定できません。