型宣言
- 〈このページの構成〉
形式
typedef 〔[type_attribute,…]〕 type_specifier type_declarator,…;
意味
インタフェースで使う型を定義します。
指定する項目
●type_attribute
宣言する型の属性を指定します。指定できる属性は,次のとおりです。
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string:文字列を示します。
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ptr:完全ポインタを示します。
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ref:参照ポインタを示します。
●type_specifier
データ型を指定します。基本型と構成型(構造体だけ),およびこれらを事前に定義した型を指定できます。
●type_declarator
定義する型の宣言子を指定します。指定できる内容を次に示します。
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単純宣言子
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固定長一次元配列
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ポインタ
説明
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string属性を指定できるのは,charとbyteの配列だけです。
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ptr属性とref属性は,基本型と構造体型のポインタに対してだけ指定できます。
OpenTP1のIDL−only TxRPCの制限事項
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構成型のうち,unionとenumは使えません。
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宣言子として,関数のポインタ,配列のポインタは指定できません。
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整合配列,可変長配列は使えません。
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多次元配列は使えません。
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次に示す型属性は使えません。
transmit_as,handle,context_handle,vl_struct,vl_array,vl_string,vl_enum
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指定できるポインタは,一つだけです。
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構造体のメンバには,ポインタは指定できません。
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構造体のメンバには,構造体は指定できません。
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string属性を指定してもエラーにはなりませんが,無視されます。