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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 運用と操作


dcsvstart

〈このページの構成〉

名称

サーバの開始

形式

dcsvstart -u ユーザサーバ名〔,ユーザサーバ名〕…〔-a 引数〕

機能

サーバを開始します。

dcsvstartコマンドは,アーカイブジャーナルノードでは使用できません。

オプション

●-u ユーザサーバ名  〜〈1〜8文字の識別子〉

開始するユーザサーバのサーバ名を指定します。

一つのdcsvstartコマンドで指定できるユーザサーバ名の最大数は50です。

複数のユーザサーバ名を指定する場合,ユーザサーバ名とユーザサーバ名との間をコンマ(,)で区切ります。このとき,ユーザサーバ名の直後に空白を入れないでください。

このオプションの指定を省略すると,ユーザサーバは開始しません。

●-a 引数

〜〈,(コンマ)および"(ダブルクォーテーション)を除く1〜127文字の文字列〉

-uオプションで指定されたサーバのうち,SUPの起動時の第1引数を指定します。

-uオプションで上記の条件のサーバが複数指定されている場合,そのすべてのサーバの第1引数に-aオプションで指定された文字列が渡されます。

出力メッセージ

メッセージID

内容

出力先

KFCA01801-E

環境変数DCDIRが未設定です

標準エラー出力

KFCA01811-I

サーバは開始中です

メッセージログファイル

KFCA01812-E

サーバの開始処理が失敗しました

メッセージログファイル,

標準エラー出力

KFCA01813-I

サーバはオンライン中です

メッセージログファイル

KFCA01815-E

OSでエラーが発生しました

標準エラー出力

KFCA01818-E

サーバの起動を中止します

標準エラー出力

KFCA01860-E

dcsvstartコマンドの入力形式が正しくありません

標準エラー出力

KFCA01861-E

dcsvstartコマンドの処理に失敗しました

標準エラー出力

KFCA01863-E

コマンドを実行できません

メッセージログファイル,

標準エラー出力

KFCA01866-E

サーバ重複エラーが発生しました

標準エラー出力

KFCA01867-E

共用メモリを確保できません

標準エラー出力

KFCA01868-E

サーバ名が正しくありません

標準エラー出力

KFCA01869-E

dcsvstartコマンドは受け付けられません

標準エラー出力

KFCA01870-E

メモリ不足が発生しました

メッセージログファイル,

標準エラー出力

注意事項