dcreset
形式
dcreset
機能
システム共通定義,システム環境定義,およびプロセスサービス定義を変更した場合は,変更内容をOpenTP1に反映します。また,KFCA00715-Eメッセージが出力された場合は,中断されていた開始,再開始の処理を開始(中断されていたプロセスサービスを再起動)します。
システム共通定義,システム環境定義,およびプロセスサービス定義を変更した場合は,OpenTP1を正常終了してコマンドを実行してください。
KFCA00715-Eメッセージが出力された場合は,メッセージの要因コードで示す障害を取り除き,OpenTP1が停止しているときに,コマンドを実行してください。
出力メッセージ
メッセージID |
内容 |
出力先 |
---|---|---|
KFCA00700-E |
システムコールでエラーが発生しました |
標準エラー出力 |
KFCA00715-E |
続行できないエラーが発生しました |
標準エラー出力 |
KFCA00751-E |
dcresetコマンドの使用方法が正しくありません |
標準エラー出力 |
KFCA00761-E |
dcresetコマンドの処理が失敗しました |
標準エラー出力 |
KFCA00795-I |
ヘルプメッセージ |
標準エラー出力 |
注意事項
-
OpenTP1が開始中,停止中またはオンライン中にコマンドを実行すると,システムダウンします。
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このコマンドは,OpenTP1管理者と同じグループIDのユーザ,またはスーパユーザだけが実行できます。
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システム環境定義のmode_confオペランドにAUTOを指定している場合,このコマンドを実行するとOpenTP1が自動開始します。
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カレントワーキングディレクトリ下にユーザプログラムが作成したデータが存在すると,dcresetコマンドの完了が遅くなる場合があります。詳細は,システム共通定義のprc_current_work_pathオペランドを参照してください。