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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 システム定義


付録A.4 常設コネクション問い合わせ間隔最大時間の適用範囲

常設コネクション問い合わせ間隔最大時間は,クライアント環境定義のdccltinquretimeオペランドで指定します。クライアント環境定義でdccltinquretimeオペランドを省略した場合は,rapリスナーサービス定義のrap_inquire_timeオペランドの指定値が常設コネクション問い合わせ間隔最大時間となります。

常設コネクション問い合わせ間隔最大時間とは,CUPがrapサーバに対して問い合わせてから,次の問い合わせをするまでの間隔の最大値です。常設コネクション問い合わせ間隔最大時間は,CUP実行プロセスまたはrapサーバで監視します。

図A‒5 常設コネクション問い合わせ間隔最大時間の適用範囲

[図データ]

図中のt1〜t3は,常設コネクション問い合わせ間隔最大時間が適用される範囲でのrapサーバの監視時間です。