mcfmsvg
形式
〔{{mcfmsvg -g "servgrpn=サービスグループ名" 〔-w "〔watchcnt=入力キューの滞留監視数〕 〔watchint=入力キューの滞留監視インタバル時間〕 〔expectcnt=MHPに期待するサービス要求の処理数〕 〔abort=yes|no〕"〕}}〕
機能
サービスグループの属性について定義します。
オプション
●-g
(オペランド)
●-w
(オペランド)
- watchcnt=入力キューの滞留監視数 〜〈符号なし整数〉((0〜65535))《0》
-
滞留数監視区間から処理能力判定区間に遷移する際の判断になる入力キューのメッセージ滞留数(しきい値)を指定します。
このオペランドの指定値以上のメッセージが入力キューに滞留している場合,処理能力判定区間に遷移します(watchintオペランドで指定した間隔でMHPの処理能力の判定を行います)。
このオペランドを省略した場合,または0を指定した場合は,入力キューの滞留監視は行いません。
- watchint=入力キューの滞留監視インタバル時間 〜〈符号なし整数〉((5〜3600))《10》(単位:秒)
-
入力キューに滞留しているメッセージ数およびMHPの処理能力を監視するインタバル時間を指定します。
watchcntオペランドを省略した場合,または0を指定した場合は,このオペランドの指定値は無効です。
- expectcnt=MHPに期待するサービス要求の処理数 〜〈符号なし整数〉((1〜65535))
-
次回のMHPの処理能力判定時までに処理完了を期待するサービス要求の処理数を指定します。
watchcntオペランドに1以上を指定した場合に,このオペランドを省略したときは定義エラーになります。watchcntオペランドを省略した場合,または0を指定した場合は,このオペランドの指定値は無効です。
このオペランドで指定する値は,次に示す算出式で見積もってください。
MHPに期待するサービス要求の処理数=入力キューの滞留監視インタバル時間÷サービス要求1件当たりのMHPの処理時間×利用率
- abort=yes|no 〜《no》
-
MHPの処理能力の不足を検出した場合,OpenTP1システムをダウンさせるかどうかを指定します。
watchcntオペランドを省略した場合,または0を指定した場合は,このオペランドの指定値は無効です。
- yes
-
MHPの処理能力の不足を検出した場合に,KFCA11821-Eメッセージを出力し,MHPおよびMCFマネジャプロセスを強制停止します。
- no
-
MHPの処理能力の不足を検出した場合に,KFCA11820-Wメッセージを出力し,処理を続行します。