4.1.4 ネットワークコミュニケーション定義とシステムサービス定義との関連
(1) システム環境定義
全MCFプロセスで使用する共用メモリの大きさを算出し,システム環境定義であらかじめ指定しておきます。
(2) メッセージキューサービス定義
MCFの入出力キュー定義コマンドのキューグループIDは,メッセージキューサービス定義のキューグループIDと同じ指定をします。
(3) ユーザサービス定義
MCFのアプリケーション属性定義コマンドのサービスグループ名およびサービス名は,ユーザサービス定義のサービスグループ名およびサービス名と同じ指定をします。
(4) システムサービス構成定義
MCFサービス名は,OpenTP1が管理するMCF識別名です。
MCFサービス名は,MCF定義オブジェクト生成ユティリティ(mcfmngr)で生成するMCFマネジャ定義の出力オブジェクトファイル名です。
システムサービス構成定義のMCFサービス名にこの名称を指定します。
(5) ネームサービス定義
ネームサービスに登録できるサービス数を,論理端末数,UAP数などを考慮して,ネームサービス定義であらかじめ指定しておきます。