4.1.3 MCFの運用形態と定義との関係
MCFアプリケーション定義は,次のどちらかの方法で作成してください。
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アプリケーションを一元的に管理したい場合
MCFアプリケーション定義ファイルを共通のファイルとするために,MCFアプリケーション定義と各MCF通信構成定義を1対n(nは2以上の整数)の関係(図4-1の上図)で定義します。
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アプリケーションをプロセスごとに分けて管理したい場合
MCFアプリケーション定義と各MCF通信構成定義を1対1の関係(図4-1の下図)で定義します。
なお,アプリケーション起動機能を使用するシステムでは,MCF通信プロセスのMCFアプリケーション定義に次のアプリケーションを指定してください。
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MCF通信プロセス自身が起動するアプリケーション
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上記1.がアプリケーション起動機能で起動するアプリケーション
- 例:
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- アプリケーション起動プロセス識別子:a1のMCFアプリケーション定義
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−定義内容−
アプリケーション属性定義:App1
アプリケーション属性定義:App2
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- MCF通信プロセスのMCFアプリケーション定義
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−定義内容−
アプリケーション環境定義:a1 … アプリケーション起動プロセス識別子
アプリケーション属性定義:App3 … MCF通信プロセス自身が起動するアプリケーション
アプリケーション属性定義:App1 … App3がアプリケーション起動機能で起動するアプリケーション
図4‒1 MCFの運用形態と定義ファイルとの関係