5.1 XATMIインタフェース(クライアント/サーバ形態の通信)
XATMIインタフェースとは,オープンシステムの標準化団体であるX/Openで規定するDTPモデルに準拠した,クライアント/サーバ形態の通信をするためのAPIです。OpenTP1では,XATMIインタフェースを使って,UAPプロセス間の通信ができます。
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OpenTP1のUAP種別とXATMIインタフェースの関係
XATMIインタフェースの通信を使えるのは,SUP,SPPです。MHPではXATMIインタフェースの関数は使えません。また,SUP,SPPの両方に,XATMIインタフェース定義ファイルから作成したスタブを結合しておいてください。
UAPプロセスの実行環境や開始,または終了方法など,OpenTP1のUAP操作に関しては,特に記述しないかぎり,OpenTP1のRPC(dc_rpc_call関数)を使ったクライアント/サーバ形態の通信と同様です。