5.1.1 XATMIインタフェースでできる通信形態
XATMIインタフェースでできる通信形態について説明します。
XATMIインタフェースの通信は,通信プロトコルにTCP/IPを使います。また,通信プロトコルにOSI TPを使っている場合にも,XATMIインタフェースを使えます。通信プロトコルとXATMIインタフェースの機能の関係については,「5.1.2 XATMIインタフェースの機能」を参照してください。
OSI TP通信をする場合は,OpenTP1システムにTP1/NET/OSI-TP-Extendedが必要です。TP1/NET/OSI-TP-Extendedのセットアップ手順については,マニュアル「OpenTP1 プロトコル TP1/NET/OSI-TP-Extended編」を参照してください。
(3) XATMIインタフェースの通信で使うデータ
XATMIインタフェースの通信では,C言語の場合は構造体,COBOL言語の場合はレコードを送受信のデータに使えます。そのため,1回のサービス要求でまとまったデータを送信できます。このデータをC言語の場合は型付きバッファ(タイプトバッファ),COBOL言語の場合は型付きレコード(タイプトレコード)といいます。通信で使う型付きのデータについては,「5.1.6 通信データの型」を参照してください。