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OpenTP1 Version 7 分散トランザクション処理機能 OpenTP1 プログラム作成の手引


4.6.3 排他待ち限界経過時間の指定

UAPから排他を指定されている資源に対して,ほかのUAPが排他要求した場合,そのUAPは資源の解放を待つことができます。さらに続けて解放待ちのUAPがある場合は,ユーザサービス定義の排他待ちの優先順位の指定によって,資源の解放待ちの順番を決定して,資源の解放を待ちます。

ロックサービス定義に排他待ち限界経過時間を指定して,解放待ちのUAPが指定した時間を超えた場合は,そのUAPはエラーリターンします。

UAPが排他待ちをしている資源と排他待ち限界経過時間は,lcklsコマンドで知ることができます。