4.6.3 排他待ち限界経過時間の指定
UAPから排他を指定されている資源に対して,ほかのUAPが排他要求した場合,そのUAPは資源の解放を待つことができます。さらに続けて解放待ちのUAPがある場合は,ユーザサービス定義の排他待ちの優先順位の指定によって,資源の解放待ちの順番を決定して,資源の解放を待ちます。
ロックサービス定義に排他待ち限界経過時間を指定して,解放待ちのUAPが指定した時間を超えた場合は,そのUAPはエラーリターンします。
UAPが排他待ちをしている資源と排他待ち限界経過時間は,lcklsコマンドで知ることができます。