分散トランザクション処理機能 OpenTP1 解説

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付録C.2 07-05での変更点

TP1/Server Base 07-05での関数,定義およびコマンドの追加と削除を次の表に示します。

表C-3 TP1/Server Base 07-05での関数,定義およびコマンドの追加と削除

種類 分類 内容
追加 関数 dc_trn_rm_select
CBLDCTRN('RMSELECT')
定義 システム共通定義
  • prc_coredump_filterオペランド
rapリスナーサービス定義
  • scs_prf_trace_level
  • rap_extend_function
ユーザサービスデフォルト定義
  • prc_coredump_filterオペランド
  • rap_extend_functionオペランド
  • scd_refresh_processオペランド
  • trnrmid定義コマンドの-kオプション
ユーザサービス定義
  • prc_coredump_filterオペランド
  • rap_extend_functionオペランド
  • scd_refresh_processオペランド
  • trnrmid定義コマンドの-kオプション
コマンド なし
削除 なし

TP1/Message Control 07-05,TP1/NET/Library 07-05での関数,定義およびコマンドの追加と削除を次の表に示します。

表C-4 TP1/Message Control 07-05,TP1/NET/Library 07-05での関数,定義およびコマンドの追加と削除

種類 分類 内容
追加 関数 COMMIT − MHPのコミット
定義 MCFマネジャ定義
  • mcfmuap定義コマンドの-cオプション
    commitdmlオペランド
    noansreplyオペランド
  • mcfmuap定義コマンドの-rオプション
    reschedulecntオペランド
    rescheduleintオペランド
    reschedulelogオペランド
MCFアプリケーション定義
  • mcfaalcap定義コマンドの-dオプション
    reschedulecntオペランド
    rescheduleintオペランド
    reschedulelogオペランド
コマンド mcftlsbufコマンド
  • -mオプション
  • -rオプション
mcftlsleコマンド
  • -mオプション
  • -rオプション
削除 なし

TP1/Server Base 07-05での動作の変更点を次の表に示します。

表C-5 TP1/Server Base 07-05での動作の変更

分類 内容
定義 システムジャーナルサービス定義のjnl_max_datasizeオペランドの指定値(MCF サービスを使用する場合)の算出式を変更
ネットワークコミュニケーション定義のmcfmcomn定義コマンドの-pオプションの指定値の上限(2000000)を1945599に変更
コマンド なし
メッセージ なし
その他 MCFマネジャプロセスで使用する共用メモリの算出式を変更
ジャーナル取得条件の種別にCJ(無効出力通番)を追加
次のイベントID のトレースデータ長を変更
  • 0x1000〜0x1001
  • 0x1003
  • 0x1005
  • 0x1007〜0x1009
  • 0x2000〜0x2001
  • 0x2003〜0x2005
  • 0x4000
  • 0x4002
  • 0x4004
  • 0x4006
  • 0x4008
  • 0x400a
  • 0x400c
  • 0x400e
  • 0x4010
  • 0x4012
  • 0x4014
  • 0x4016
  • 0x5001〜0x5008
  • 0x6400〜0x6401
  • 0x6420〜0x6421
  • 0x6430〜0x6431
  • 0xd000
  • 0xd002
  • 0xf008
  • 0xf100〜0xf101
XATMIインタフェース用のCOPYファイルの定義を変更

TP1/Message Control 07-05,TP1/NET/Library 07-05での動作の変更点を次に示します。

表C-6 TP1/Message Control 07-05,TP1/NET/Library 07-05での動作の変更

分類 内容
定義 なし
コマンド なし
メッセージ KFCA10365-I
  • 出力情報に最大未送信メッセージ数の情報を追加
KFCA10366-I
  • 出力情報に最大バッファ使用数の情報を追加
KFCA10505-I,KFCA10509-I
  • 出力情報に-mオプションと-rオプションを追加

TP1/Server Base 07-05でのデフォルト値の変更はありません。

TP1/Message Control 07-05,TP1/NET/Library 07-05でのデフォルト値の変更はありません。