分散トランザクション処理機能 OpenTP1 解説
サーバリカバリジャーナルファイル(SRF)とは,システムジャーナルファイルとは別に,各種のジャーナル情報を,システムサービスごとに取得するファイルです。SRFを使用することで,再開始時のジャーナル読み込みをシステムサービスごとにできます。そのため,再開始時の回復時間を短縮できます。
SRFは,$DCDIR/spool/dcsjl/ディレクトリの下に,xxx_nn(xxxはシステムサービスの名称,nnは任意の整数)というファイル名で,OpenTP1で自動的に取得されます。
再開始処理中にSRFに障害が発生した場合には,その旨を伝えるメッセージログが出力されます。このメッセージログが出力された場合は,jnlmkrfコマンドでSRFを回復してください。SRFの回復にはアンロードジャーナルファイルを使用します。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2012, Hitachi, Ltd.