COBOL2002 使用の手引 操作編
TDコマンド格納ファイルは,COBOLソースファイル単位に生成されます。指定するコンパイラオプションと,生成されるTDコマンド格納ファイル(.tdiまたは.tds)との関係を次に示します。
表8-1 コンパイラオプションとTDコマンド格納ファイルとの関係
指定するコンパイラオプション | 生成されるファイルの名称とその内容 |
---|---|
|
a.tdi(中断点情報,シミュレーション情報) |
-TestCmd,Break | a.tdi(中断点情報) |
-TestCmd,Sim | a.tds(シミュレーション情報) |
-TestCmd,Break -TestCmd,Sim | a.tdi(中断点情報) a.tds(シミュレーション情報) |
TDコマンド格納ファイルの出力先は,環境変数CBLPIDIRで指定します。環境変数の指定がない場合は,カレントディレクトリに出力されます。
CBLPIDIR環境変数の指定 | 中断点情報を含む | シミュレーション情報を含む | ||
---|---|---|---|---|
パス名 | ファイル名 | パス名 | ファイル名 | |
指定あり | 環境変数で指定するディレクトリ | a.tdi | 環境変数で指定するディレクトリ | a.tds |
指定なし | カレントディレクトリ | a.tdi | カレントディレクトリ | a.tds |
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