COBOL2002 使用の手引 操作編
ALLOCATE AREAコマンドを使用して,領域を確保し,そのアドレスをアドレス名に設定できます。この機能は,連動する別のプログラムで確保されるデータ領域を参照するテストを実行する場合,その別プログラムを動作させることなくデータ領域だけ確保したいときに使用します。確保した領域は,FREE AREAコマンドで解放します。
領域を確保して,アドレス名に設定できます。確保した領域が不要となったときは,これを解放できます。領域を解放したときは,アドレス名にZEROが設定されます。
主プログラムシミュレーションのパラメタや,副プログラムシミュレーションのRETURNINGにアドレス名を使用するとき,その領域を確保して値を設定できます。
ALLOCATE AREAコマンドおよびFREE AREAコマンドの詳細については,「5.4 TDコマンドの詳細」の「(17) ALLOCATE AREA/FREE AREA(領域の確保と解放)(AIX(32),AIX(64),Solaris(SPARC)で有効)」を参照してください。
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