環境変数LANGを指定すると，テストデバッガまたはカバレージの入出力は，指定された文字コードに対応します。環境変数LANGには，次の文字コード名が指定できます。

OS	文字コード名	出力メッセージの文字コード
HP-UX(IPF) HP-UX(IPF64)	ja_JP.SJIS	シフトJIS
	ja_JP.eucJP	EUC
AIX(32) AIX(64)	Ja_JP	シフトJIS
	ja_JP	EUC
Linux(IPF64)	ja_JP.eucJP	EUC
	ja_JP.ujis
Linux(x86) Linux(x64)	ja_JP.UTF-8	UTF-8
	ja_JP.utf8
Solaris(SPARC)	ja	EUC
	ja_JP.PCK	シフトJIS

注意事項

• 環境変数LANGによる文字コード名の指定は，コンパイル時とテストデバッガまたはカバレージの実行時で同じである必要があります。異なった環境変数LANGを指定し，コンパイルして出力したプログラム情報ファイルは，テストデバッガではプログラム開始時またはTDコマンド入力時にエラーになり，カバレージではプログラムの実行開始時にエラーになります。
• 環境変数LANGに，日本語EUCの文字コードを指定した場合，起動コマンドおよびTDコマンドの入力で，EUCの3バイトの外字は使用できません。
• Linux(x86)，Linux(x64)の場合，環境変数CBLSRCENCODINGにSJISを指定する必要があります。