COBOL2002 使用の手引 手引編
サービスルーチンは,COBOLの言語仕様にない機能を,CALL文で呼び出すプログラムとして提供しているものです。このシステムが提供しているサービスルーチンを次に示します。
主にCOBOLプログラムの開始/終了時に,プログラムを制御するサービスルーチンです。
プログラム実行制御のサービスルーチンを,次に示します。
サービスルーチン | 機能 | OS | |||||||
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F | H | A | B | J | K | L | S | ||
CBLEND※ | COBOLの実行環境を終了させる。 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
CBLABN | プログラムを異常終了させる。 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
CBLARGC | コマンド行に指定した引数の個数を取得する。 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
CBLARGV | コマンド行に指定した引数の内容を取得する。 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
サービスルーチンの詳細については,「29.4 プログラム実行制御」を参照してください。
ダイアログボックスへの入出力,およびウィンドウへの入出力を制御するサービスルーチンです。
ダイアログボックスのサービスルーチンを,次に示します。
サービスルーチン | 機能 | OS | |||||||
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F | H | A | B | J | K | L | S | ||
JCPOPUP | 表形式のデータ項目を主画面とは別の画面に表示し,選ばれたブロック番号をインタフェース領域に格納する。 | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × | × | ○ |
サービスルーチンの詳細については,「29.5 ダイアログボックス/ウィンドウ」を参照してください。
COBOLが使用できるアプリケーションデバッグ機能によって,データ領域ダンプリストを出力するサービスルーチンです。
デバッグ機能のサービスルーチンを,次に示します。
サービスルーチン | 機能 | OS | |||||||
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F | H | A | B | J | K | L | S | ||
CBLDATADUMP | COBOLプログラム実行時の任意の時点でのデータ領域ダンプリストを出力する。 | × | × | ○ | ○ | ○ | ○ | × | × |
サービスルーチンの詳細については,「29.6 デバッグ機能」を参照してください。
特殊な変換・転記・演算をするためのサービスルーチンです。
変換・転記・演算のサービスルーチンを,次に示します。
サービスルーチン | 機能 | OS | |||||||
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F | H | A | B | J | K | L | S | ||
CBLNCNV | 英字・英数字・英数字編集・数字編集項目を日本語・日本語編集項目に変換する。 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
CBLUBIT | ビットデータを論理演算する。 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
サービスルーチンの詳細については,「29.7 変換・転記・演算」を参照してください。
SQL文によるODBCインタフェース使用時に,出力された実行時メッセージのエラー情報を取得するサービスルーチンです。
サービスルーチンの詳細については,「29.8 データベース操作機能」を参照してください。
COBOLの入出力機能についてのサービスルーチンは次のとおりです。
XMAP3を使用した書式印刷機能,XMAP3を使用した通信節による画面操作・帳票出力機能に関するサービスルーチンです。
サービスルーチンの詳細については,「29.9 XMAP3を使用した画面・帳票関連」を参照してください。
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