Hitachi

Linux(R),HP-UX 通信管理 XNF/LS 使用の手引


3.7 キープアライブ機能

OSI拡張機能では,ソケットの「キープアライブ機能」を使用できます。キープアライブ機能は,確立したTCPコネクション上で定期的なメッセージ通信を行うことによって,回線障害などの発生を検知するためのものです。図3-2に示すようなネットワーク構成では,パケット交換網をキープアライブ機能によるデータパケットが通過します。なお,このデータパケットも課金対象となります。

キープアライブ機能を使用するかどうかは選択できます。ただし,OSI拡張高信頼化機能上のOSI拡張機能の通信では,常に使用します。

キープアライブ機能の詳細については,OSのマニュアルを参照してください。

図3‒2 パケット交換網を経由するネットワーク構成例

[図データ]