3.8 自局IPアドレス指定機能を使用するときの注意事項
自局IPアドレス指定機能を使用するときの注意事項について説明します。
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自局IPアドレス指定機能を使用する場合,TPTCP_slot文のVASSオペランドで指定した仮想スロット番号を,TLIを使用するAPがXNF/LSに通知する必要があります。
仮想スロット番号は,マルチネットワーク情報のアダプタ番号フィールドに設定して通知します。指定可能な仮想スロット番号の範囲は20〜49です。
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TPTCP_slot文のIP_addressオペランドで指定したIPアドレスで着信した場合,アプリケーションプログラムにはTPTCP_define文のVASSオペランドで指定した仮想スロット番号を通知します。
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TPTCP_slot文のIP_addressオペランドで指定したIPアドレスで着信してコネクションが確立した状態で,xnfshowコマンドでTLI通信機能のリソースを表示した場合,TPTCP_define文のVASSオペランドで指定した仮想スロット番号が表示されます。