3.2.1 開始処理
- 〈この項の構成〉
(1) 自動開始
OS起動時のセットアップスクリプト,またはUnitファイルを登録している場合,XNF/LSはシステムを起動すると自動的に開始されます。このため,xnfstartコマンドを入力する必要はありません。OS起動時のセットアップスクリプトおよびUnitファイルについては,OSごとに次の個所を参照してください。
- Red Hat Enterprise Linux 5,またはRed Hat Enterprise Linux Server 6の場合
- Red Hat Enterprise Linux Server 7,またはRed Hat Enterprise Linux Server 8の場合
-
「3.1.1(4)(b)Red Hat Enterprise Linux Server 7,またはRed Hat Enterprise Linux Server 8の場合」
- HP-UX 11i(IPF)の場合
なお,TPTCP_VC文のinitial_statusオペランドにHAMと指定した仮想サーバをオンライン状態にする場合,xnfonlineコマンドを入力する必要があります。
(2) コマンドでの開始
次のような場合にxnfstartコマンドを入力してXNF/LSを開始します。
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xnfstopコマンドで強制終了したとき
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システムの起動時にXNF/LSを自動開始しない(OS起動時のセットアップスクリプトおよびUnitファイルを登録していない)とき
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OS起動時のセットアップスクリプト,またはUnitファイルを登録しているが,XNF/LSが自動開始に失敗したとき
なお,TPTCP_VC文のinitial_statusオペランドにHAMと指定した仮想サーバをオンライン状態にする場合,xnfonlineコマンドを入力する必要があります。
xnfstartコマンド,xnfonlineコマンドについては,「5.2 運用コマンドの詳細」を参照してください。
(3) 構成変更後の開始
xnfstopコマンドでXNF/LSを終了させたあと,それまでのシステム構成を変更して再度XNF/LSを開始するには,xnfstartコマンドでXNF/LSを起動する前に,xnfgenコマンドでゼネレーションファイルを生成する必要があります。ゼネレーションファイルの生成方法については,「4.1.1(1)定義文ファイルの作成と通常ゼネレーション」を参照してください。
XNF/LSが動作中の構成変更については,「3.3 構成の変更」を参照してください。