通信管理 XNF/AS 構成定義編
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エンドシステムとして動作するOSI拡張機能が使用する受信バッファプール名称とバッファ個数,およびバッファ長を指定します。
エンドシステムとして動作するOSI拡張機能を使用する場合,configuration文の下で1回だけ定義できます。この定義文は省略できます。
- バッファプール名称 〜<英数字>((8文字以内))
受信バッファプール名称を指定します。
- バッファ個数 〜<10進数>((1〜2048))《max_TPTCP_connectionの値》
受信バッファプールのバッファ個数を指定します。
同時に使用するトランスポートコネクション数以上の値を推奨します。
(c) size {128|1024|2048|65536}
受信バッファプールのバッファ長(バイト)を指定します。
4種類のバッファ長の中から,「受信TPDU長≦バッファ長」を満たす最も近い値を指定してください。省略した場合は,2048が仮定されます。
- バッファの使用状況は,xnfshowコマンドで確認できます。使用状況を把握して必要に応じて定義する数を調整してください。
- この定義文を省略した場合,OSI拡張機能では,次に示すデフォルトのバッファプールを自動的に割り当てます。
- バッファプール名称:*TPTCP
- バッファ面数:max_TPTCP_connection数
- バッファ長:2048(バイト)
- バッファ長に65536(バイト)を指定した場合,次の二つの条件下では受信バッファ内の未使用領域が大きくなります。この未使用領域はそのままメモリ資源のむだとなりますので注意してください。
- [条件1]
- OSI拡張機能のRFC1006プロトコル上で確立したトランスポートコネクションでのネゴシエーション済みの最大TPDU長(以降,決定TPDU長と略します)が,2048(オクテット)以下のとき。
- [条件2]
- 決定TPDU長が65531(オクテット)であっても,実際に通信する受信TPDU長が2048(オクテット)以下のとき。
- 「受信TPDU長>バッファ長」の指定をした場合,内部で受信データの分割/組み立て処理が動作してしまい,スループットの低下を招くことがあります。sizeオペランド,および上記の説明に従ってバッファ長を指定してください。
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