habpn_restartコマンド
一時停止したOS障害通知機能を再開します。
構文
habpn_restart
説明
監視対象とするダンプデバイスの再登録を行い,OS障害通知機能を再開します。このコマンドはhabpn_stopコマンドでOS障害通知機能を停止したあとに実行しなければなりません。habpn_stopコマンドでOS障害通知機能を停止しないでこのコマンドを実行した場合,エラーとなります。
再登録されるダンプデバイスの情報は,habpn_stopコマンドでOS障害通知機能を一時停止する直前の情報を引き継ぎます。
このコマンドを実行するユーザは,root権限を持っていなければなりません。
このコマンドに引数を指定した場合,引数の指定を無視します。
次に示す場合,メッセージを出力してエラー終了します。
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habpn_stopコマンドでOS障害通知機能を停止していない状態で,このコマンドを実行した。
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root権限のないユーザがこのコマンドを実行した。
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OS障害通知モジュールがローディングされていない。
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OS障害通知モジュールのバージョンがこのコマンドに対応していない。
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ダンプデバイスまたはシリアルポートが見つからない※。
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未サポートのアダプタを使用した。
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habpn_stopまたはこのコマンドの実行中に,このコマンドを実行した。
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内部エラーが発生した。
- 注※
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habpn_stopコマンドを実行したときと同じ状態でない場合エラーとなる(登録済みのダンプデバイスを削除した場合などはエラーとなる)。
注意事項
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このコマンドの実行後,出力されたKAIX037-SメッセージとKAIX038-Sメッセージの詳細情報が同じであることを確認し,一時停止前(habpn_stopコマンドの実行前)の情報でOS障害通知機能が有効となっているかどうかを確認してください。
終了コード
- 0
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正常終了しました。
- 1
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処理中にエラーが発生しました。